山中古洞(1869~1945年)が描いた、女優・栗島すみ子さんの絵です。
水木流をご存知ない方もいらっしゃると思いますので、念のため説明もうしあげると栗島すみ子さんは戦前に活躍した有名な女優さんで、「映画女優のブロマイド写真」が売り出された第一号の方です。晩年は幼少時から続けていた水木流の舞踊家としての活動に専念され、水木流東京水木会を率いて多くの弟子を育成しました。
こちらでは内弟子にあがっていた際に頂戴した、水木紅仙(初代 水木歌紅)先生こと、栗島すみ子先生のサインを実家で見つけましたので、紹介させていただきますね。母が大切にしまい込み、ちょっと何処にあるかわからなくなっていたのです。
内弟子といっても、ほんの少しの期間お世話になっただけです。それでも、とても優しく指導していただいたこと、先生のお肌がピカピカのツルツルだったことを、今でもよく覚えています。
亡くなったわたしの母が、若い頃から女優・栗島すみ子さんの大ファンでした。それでわたしは、水木流に入門させていただくことになったわけです。
写真は内弟子時代、先生とご一緒に撮影させていただいたものの一部です。
先生に抱えられている「お猫さま」が、先日別の記事で言及した先生の愛猫「ヒマラヤンのふーちゃん(正式名:ふじ子)」です。
女優「栗島すみ子」さんのサインであれば、たくさんファンの方がいらしたので、今でもオークションなどで見かけます。でも「栗島すみ子」と「水木紅仙」二本立てのサインは、やはり水木流に入門した人間でないと頂戴できなかったと思います。
若い方に栗島すみ子先生のことを知っていただきたくなり、ちょっと、自慢してしまいました。うふ。
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