2019年2月5日火曜日

祝!ユネスコ無形文化遺産登録「米川の水かぶり」行ってきました!





宮城県登米市(とめし)東和町(とうわちょう)米川(よねかわ)の、大慈寺(だいじじ)さんに出かけてきました。そうです! 奇祭「米川の水かぶり」を、今年も見て参りました!



大慈寺(だいじじ)は、宮城県登米市東和町にある曹洞宗のお寺です。藤原秀衡により創建された由緒正しいお寺さんですが、いろいろあって当時の建築は山門しか残っていません。この山門が登米市の有形文化財に指定されています。

そうして昨年2018年、大慈寺の境内に鎮座する秋葉大権現さんを本尊とする「火伏せ(ひぶせ)」行事「米川の水かぶり」が、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。

今年の祭りはユネスコ登録以来初めてということで、わたしの感じるところでは、普段の10倍ほどの人出がありました。登米市が賑(にぎわ)うのは、うれしいかぎりです。


祭り衆には東和町米川五日町地区出身の男性しか、参加できません。

かまどのすすを顔に塗り、ふんどしと晒(さらし)だけの上に三束のわら(しめなわ)を纏(まと)い、秋葉大権現さまにお参りすると神の化身になって、町を練り歩き家の屋根に水をかけます。それが終わると「わら」の衣装を脱ぎますが、見物はこの「わら」を持ち帰って「火伏せ(ひぶせ)」のお守りにします。



ちいさな男の子も、果敢に参加してました(笑)
最初の写真は頂戴してきた「わら」と特製の升(ます)です。





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その大慈寺(だいじじ)さんから車で10分ぐらいのところに、わたしのお気に入りのカフェがあります。「Coffee ippo(コーヒー イッポ)」というお店です。

マイルドなコーヒーを煎(い)れてくれる美味しいお店ですが、店内の雰囲気もとても素敵なのです。大慈寺(だいじじ)さんを訪れたら、是非、立ち寄ってみてください。



真ん中の写真はお店の中と、店主の「ippo」さんこと嶋村一歩氏です。ネット通販もしているので、住所など詳細は検索するとすぐわかります。美味しくて、ほっと息のつける落ち着いた感じのカフェですよ。




祭りはとても盛り上がりました。毎年2月、初午(はつうま)の日に催されます。よろしければ!

本文・写真ともに水木歌惣。Copyright ©2019 MIZUKI Kasou All Rights Reserved.







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